2020.08.30(Sun)
安倍さんが辞任を表明しましたね。
体調のことは本当に大変だったと思います。
が、結局政権が選挙に強く、長期に渡ったのは、身内に優しくて安倍さんを担いでおけば、自分の身も安泰と思った人が多かったんだろうなと想像。え?この人がこの省の大臣?素人目にも適任とはとても思えないんですけど??という?人事の連続。
加計問題もお友達。私も友達が総理大臣だったら、どうしても困ったら頼んじゃうかもなー。
そして長期に権力を持ってしまった結果として、森友問題のような、これまたおかしな人達に利用されちゃったりするんだろうなー。
さて、政治といえば会社も同じ。
会社の中の仕事って、あるところまでは実力かもしれないですが、ある地位以上はこりゃもうほとんど政治の世界だなーと思う今日この頃。
そしてこの辺ってほんと無駄で不合理でどうしようもなくて、数年ごとに同じことの繰り返し。
トップが変われば右に行き、そしてまた変われば左に行き。いろんな探り合いがさあ大変!
そしてそういうことを楽しめる人達が動かしてるんだなってこと。
あたしは間接部署にいて、いろんな部署をうろうろちょろちょろしているため、意図せずそうう政治的なところを目にしたり耳にしたり。
先日は休憩室の後ろの席で、現場の人達のマネジメント層に対する批判が聴こえてきます。
面白いのでずっと耳ダンボでお昼を食べてたんですが、これもう一昔前に現場にいたときと全く同じ不満。日々システムや職場環境は改善されているはずなのに、現場の不満は一昔前と一緒。
その後、今度は批判されていた側のトップの1人が話しかけてきます。
仲がよいわけではないのでそんなことは滅多にないのですが、その人が気にしていたのは現場の人達というより、あたしの部署のトップとの関係(ハタ目にも非常に仲が悪い)。その人にいかにエラい目にあって頑張ったかというお話をしつつ相手の動向を探ってきます、、、。
わたしから見たらどっちも同じタイプでどっちがいいも悪いもないんですが、自分を認めて欲しいオーラがすごくて、どっちに会っても双方の悪口言い合ってるんで、面倒くさい。あたし1人がどっちかについたところでどーってことないのでそこまで考えているわけではなくて、とにかく自分が正しいのだと、感情的に認めて欲しいという感じです。
似た者同士は仲悪いんだな。
そんなときは「頑張ってますねー。大変ですねー。」と感情的なところにだけ共感するようにはしてますが。いい気になって同じように悪口言ってると、この種類の人達は簡単に人を利用するのでねー。
そして現実としてトップが見ているものは更にトップだったり自分の評価で、現場や庶民ではないのよねーw
ある政治評論家が報道番組で安倍総理の後任について訊かれ、感情的に石破さんはないみたいなお話をしていて、
「政治は感情ですからw」
と言いきっていたとき笑ってしまいましたが。
会社も同じだな。
目的が仕事であっても、人間は感情の生き物で、それが道理として正しいかそうでないかとかはあまり関係なく、頭の良さとか年齢的な経験を持ってしても感情的な遺恨には勝てないようです。
と同時に、政治って本当に男性の世界ということも感じます。
なんだかんだで男性の根回しと結束力ってすごい。
女性でそういう人、身近では知らないなあ、、、。だからかどうかはわかりませんが、女性で優秀な人って転職していきますね、みんな。女性は男性に比べ、誰かに属したり、長期的なメリットを考えて根回しするような人は少ないように感じます。
次の総裁候補も、稲田さんや野田さんが名前としては挙ってましたけど、絶対あり得ないですもんね。
政治力にたけた男性の壁をぶちやぶるのは、日本においてはなかなかに長い道のりかもです。
本来は性別というより個々の資質なのだと思いますが、組織構造が男性寄りにできているということですね。なのでその理論で女性にポジションを明け渡すだけでは、その責任を果たせないんだろうと想像。
いろいろ想像するだけで疲れる政治の世界。
世間はかわいいおじさんブームらしい。
てことは次の総理は令和おじさん?w