自宅からは電車と送迎バスで1時間ぐらい。比較的年齢層高めだったのでなんか安心感。
休日はちょっと郊外へ行きたいと思っていたので、ちょうどよい距離と時間。
お隣に座った方が声をかけてくださり、初めてだというと、
「違う世界が見えますよー♪」と楽しそうにおっしゃってたので、なんかテンション上がってきます。
もう5年ぐらい乗馬をされてるんだそうです。
バスを待っている時点で、無事到着しているか確認の電話をいただき、
担当の方が施設の入り口で待っていてくれました。
今日担当してくれたのも、先日スーパーで営業してた方。
おお。なんでもやるんだな。すごい!
ヘルメットやブーツ、ベストなど、必要なものはレンタルして着用。
なんかかっこよくなってきたぞ。
その後少し施設内を案内してくださり、馬達にもご挨拶。あちこちでさまざまなトレーニングをしてる馬と人。うわー、馬も人もいっぱい。
つでに丸々とした三毛猫も出てきました。
のらが住み着いて、絶妙な距離感で暮らしているそう。
おー天国w
子供が生まれると、だいたい会員さんがひきとっていくそうです。
友達が猫飼いたいといっていたので、もしまた生まれたら訊いてみよう。
馬というと、地元の高原にいたので、子供のとき一度だけ、手綱をひいて乗っけてもらったことがあります。思ったより目線が高くなり、不安定だったので結構怖かったことが印象に残っています。
そして馬を撫でようとしても、あたしのことは明らかにバカにして嫌がるそぶりをみせます。
子供の頃は今以上に動物が大好きで警戒心も全くなかったせいか犬や猫にすぐ懐かれていたのですが、馬って犬や猫より複雑で、簡単には懐いてくれないんだなと思った記憶があります。
さて、今回はどうかなー?
今日乗る馬を紹介されると、触らせてはくれますけど、あたしとは目をあわせず。
やはり警戒しているような感じがします。周りにいる他の馬達もそんな感じ。
誰だこいつ?みたいなアウェイな空気をバンバン放ってきやがります。
そしていよいよ体験に入ります。
教えてもらったとおり乗ってみると耳をずっと後ろのあたしに向けて様子をうかがっている雰囲気。
こいつはどんなやつだ?ちゃんと乗っていられるのか?みたいな感じw
なんかそれは嫌な感じではなく、あたしを気遣う繊細さというか優しさみたいのが伝わって、思いのほかリラックス。子供の頃は高い怖いと感じたのだけど、全くそんな風には感じませんでした。
そしてしばらくすると馬もあたしに慣れたようで、首を下げて耳も前に向きます。
そういうものだということと、その馬の性格をおって説明してもらいましたが、なんか説明されなくても馬のご機嫌がわかるような、不思議な感覚でした。
犬はご主人の命令に従うことを喜ぶようなところがありますけど、馬もそれに似ていて、こいつが馬に本当に乗りたくて大事に扱ってくれるんだったら、快適に載せてやるよという気概みたいのを感じます。
一度馬にのって、馬舎に戻るとさっきは知らん顔だった他の馬達も、
「今度は俺に乗ってみなよ!」的に明らかに好意的な雰囲気になっていました。
さて今日は基本的な乗り方を教えてもらって歩いただけで、ちょっと片手を離して腕をまわしたり腰をひねったりというぐらいだったので、こんなんで運動になるのかなー?と思ったんですが、終わってみると結構心地よい疲れ。
いつも痛かった腰やお尻が明らかに楽に。
馬上の不規則な振動でバランスをとるのはやはり、身体にいいのかもしれません。
担当の方もとても感じがよくて親切だったので、それで気分よくできたのもあったのかもしれません。
一度乗ったものの車を変えるということで降ろされましたが、寒い中それを何度もされた人もいたようで怒り始める人も。スタッフの情報も混乱し、怒られたことで若いスタッフは更に動揺して何言ってるかわかりませんw
結局このハプニングのおかげで他の会員さんと結構おしゃべりできて、必要な情報を教えていただいたり、抜け道をバンバン通ってくれたので時間的にはたいした差もなく結果オーライ。