2018.12.31(Mon)
あっというまの大晦日。
この一年はどうだったかな?
まず今年は海外旅行へ行ってみたいということと、とにかく楽しい気分で過ごしたいというのが最初の目標だったと思います。
予定通り海外に行くことができ、一人旅の楽しさを知ることができました。
ついでに飛行機に乗ることが楽しくなり、空の旅を満喫した一年でもありました。
お酒のない生活は、ますます当たり前になり、精神的には更に安定してきたと思います。
落ち込んだりイライラしたりすることはたまにあっても、自分を建て直すスピードは早くなったと思います。
ただ、常にお酒とともにあった人達とのつきあいは、だんだん難しくなってきました。
親友だと思っていた何人かもそれに含まれることが、少し悲しいことでもあります。
もしかしたら彼もそうかもしれません。
でもそれは元々あたしがお酒の力で、他者との違いを見ないようにしていただけなのかもなと最近は思っています。
それだけ私は依存的で他者と同化していたんだろうと思います。
最近気付いたのが、自分の痛みや苦しみだと思っていたことが、実はそうではないのかもしれないということでした。それはほんとにふとしたことだたのですけど、
「この不安は本当にあたしの感情だろうか?」
と思ったときに、楽になった気持ちを感じたからでした。
変に共感能力が強かったり、気候に左右されたり、そういうところは昔からあったんですが、他人の痛みや気持ちと同化しているとまでは自覚がありませんでした。
他者と適切な距離を置き、自分と線をひくことはたぶんあたり前で健全なことなのだと思いますが、そこに一抹の寂しさを感じるのも事実です。最初はそうでした。
でもだんだんこれが本来なのだろうと、今は本来に戻る過程の中にいるような感じです。
だからまだ他人と適切な距離が取れているとはいえず、むしろ今は避けて一人でいることが多いかもしれません。やたらと一人旅がしたくなったのも、それが誰でも着いてくることが難しい、海外だったり空の上だったりするのも、いろんなことから距離を置いて、自分が本当はどういう存在でどうありたいかを知りたかったからのような気がします。
さっきまで年末のバラエティ番組を見てケラケラ笑ってたんですが。
今年の締めはしておかないとちょっと区切りがつかないので、今はちょっとテレビを消して、静かにこれを書いています。
そのほか今年は地震や台風、愛猫の死など、自分の力ではどうしようもないと感じることも、今年はたくさんありました。
どれもこれもまた自分とそうではないモノの、区別を感じさせてくれたような気がしています。
それは孤独を感じることでもありましたが、自分がこれまで見ようとしなかった、気付かなかった大切な何かを発見したような気もしました。
今はまだ気付いたたけで、何も変化できないまま怒濤の一年が過ぎたような気もしますが、来年はそのあたりをもう少しうまくバランスをとれるようになりたいかな。
同化するのではなく、切り離すのとも違う、他者との違い、自分にできることとできないことを自覚した上で極端に振切るんじゃなくて、いろんな場面で柔軟な対応とか関係性を築けたらいいなと思っています。これまでは悪い方に振れがちだった自分の特性を、いい方向に持っていきたい感じです。
そしてそろそろ自分だけを楽しませるのではなく、それは続けながら誰かの役にたつことを少しずつできたらいいなと思っています。
まだふわっとしてますけどねw
さて、今年このブログに訪れてくれた皆様、どうもありがとうございました。
皆さんもよいお年を迎えられますように。
そしてまた来年も、よろしくお願いいたします。
https://sake.blogmura.com/kinshu/ranking.html ←にほんブログ村 禁酒・断酒